クルールあさひかわ

2016.03.10

今日も子育て Vol.4

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「認めている」を伝えてみよう

 

  子育てコーチングの中で取り入れやすいのが「承認」かもしれません。承認とは子どもの自発的な発言や行動を認めてあげること。それは親への信頼感を大きくし、前向きに行動できるようになることを目指しているのですが、承認は子どもにちゃんと伝えてあげることが大切です。
 子どもがやることの中には、親としては受け入れたくないこともあります。どう考えても寒いのに「半袖Tシャツが着たい」と子どもが言い出したとしたら「こんな寒い日に何言ってるの?風邪引くに決まっているじゃない。絶対にダメ!」と止めると思います。だけど反対する前に承認してあげるだけで子どもは受ける印象が変わります。「今日は半袖が着たいのね。この服気に入ってるもんね。でも今日は寒いから長袖の服にしよう」と。「それでも着たい」と続いたとしても、「ママは着たい気持ちを分かってくれている」と子どもが感じられれば信頼感は生まれるでしょう。頭ごなしに反対されるとムッとくるのは子どもも同じはず。反対する前に、やろうと思った子どもの行動は認めてあげましょう。
 そしてもう一つ伝えたいのは「子どもの行動がどう影響したか」です。子どもがお手伝いしてくれたら「うれしい。助かったよ」とか、絵が上手に描けたら「細かいところまでちゃんと描けているね」などです。「お手伝いできてえらいね」「絵が上手だね」と子どもを評価するのと違うのは、自分のやったことが喜ばれた、認められたと感じ取ってもらえること。それは「人の役に立ちたい」「どうしたら人はうれしいのか」を考える原動力になります。自分で考えて行動できるようになるには必要な力ですね。
 子どもに「ママの料理を食べていると幸せ」って言われたら、料理が上手じゃなくても子どもを幸せな気持ちにさせているという肯定感を感じますよね。それがきっかけで料理が上手になるかもしれません。
 承認されることは大人でもうれしいので、パパに「承認」してあげることもお薦めです(笑)。
 
クルールあさひかわ・きたみ版 編集長
㈱コーチングプラス認定 子育てコーチ
金井 美由紀
 
 
2016年2月5日 北海道新聞旭川支社「ななかまど」に掲載
 
 
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