クルールあさひかわ

2016.03.10

今日も子育て Vol.3

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命令する?一緒に考える?

 

 普段、幼稚園や学校に行っている子どもが一日中おうちにいる冬休み。クリスマスやお正月でお出掛けしているうちは良かったけれど、子どもとおうちで過ごすのもちょっと疲れてきたというママも多いかもしれませんね。
 「片付けなさい!」「早くしなさい!」などとママが子どもに掛ける言葉には命令が多いもの。わが家も6歳の娘が部屋を散らかし放題で、「片付けて」と何度も言うことがあります。
 そこで、ちょっといつもと違う声掛けをしてみるとどうでしょうか。
 「どうしたら片付けられる?」
 娘はこう答えました。「もう、いっぱい散らかし過ぎちゃって、私だけじゃできない。ママ手伝って…」
 意外な答えでした。私は単に面倒くさくなってやりたくないだけだと勝手に思っていたのですが、実は散らかし過ぎてどこから手を付けていいか分からなかったんですね。その上で片付けられる方法は、私に手伝ってもらうことだったのでしょう。私も「ここまで散らかしたのは誰だ?」という思いはひとまず置いて、私が手を貸すことで娘もやる気を見せてちゃんと片付けてくれたので、とりあえずは良しとしました。
 日常の何気ないことですが、子どもの考えていることに耳を傾けることは大切です。一方的な命令や指示ばかりにならないように、たまに自分の言葉を振り返ってみましょう。
 ちなみに同じ質問で「どうして片付けられないの?」もよく使いますが、言われる方はちょっと責められている気持ちになり、言い訳が出てくることが多いです。「どうして・なぜ」を使う時に「できない」という否定的表現を組み合わせるとそうなります。
 「どうして・なぜ」を使う時は「どうしたらできる?」「なぜあのときはできたんだろう?」など、肯定的な表現を組み合わせた質問をすることによって、できる方法を考えるとともに、親は上に立って命令する存在ではなく、自分と一緒に寄り添って考えてくれる存在なんだと感じてもらえると思います。
 
クルールあさひかわ・きたみ版 編集長
㈱コーチングプラス認定 子育てコーチ
金井 美由紀
 
 
2016年1月6日 北海道新聞旭川支社「ななかまど」に掲載
 
 
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